床革とは
一般的に、革(特にタンニン鞣し)として販売されている物は表面がなめらかで裏面がザラザラした手触りですね
この、革の表面部分は《銀面》と呼ばれ革の表情を表す重要な要素になってきます。
そして裏側は《床面》と呼びザラザラして毛羽立った感触となります。
動物から皮を採取する際、色々な厚さに加工できるよう初めは厚みを持って切り取られますがレザーとして製品にするにあたり、それぞれの用途に応じた使いやすい厚さに加工する為、革を漉いていきます。銀面側を製品として販売しますが、残った両裏面の革の事を床革(とこがわ)と言います。
床革は販売もされていて、かなり安く(牛の半裁でも3000円程度)で買えます
お店によっては半裁のレザーを買うと床革も一緒につけてくれる所もあるそうです
用途としては…
- バッグの底面に厚みを持たせる とか一部だけ強度を持たせたい場合などに裏面の補強材として使います。
- また作品を作るにあたり、図面を元に床革で試作品を作ってみたりもします。
- 更に、革包丁などの刃物を使う前に、青棒(ルージュ スティック)と呼ばれる砥剤を塗りこんだ床革でひと撫ですることで切れ味が増したりします。 革砥などといいます(作り方は後程・・)
注意としては…
- 床革で作った製品はザラザラしているので洋服の生地を傷めます。
以前作ったベルトポーチで、試作の床革品を仕上げて自分で使っていたらスラックスの擦れた部分だけ大量の毛玉が出来ていました・・
身につける物を床革で制作するのは、やめた方が良いでしょう。
- 床革は繊維密度が低い為、強度が弱い
- 制作過程での副産物の為、厚みが均一でない事が多い
などの特徴が挙げられます。
ちなみに当ブログのマスコットキャラ的な、カボチャ🎃ヘッド達も床革で作っています。
これはオレンジの塗料がよく染み込んで良い色が出ます(^^)/
表面に粗い質感を出したい時や、置物などを作るには良い場合もあります。
あまり商品として世に出ることのない革ですが使い方によっては色々楽しめる、気軽に扱える革とも言えるでしょう。
ちなみに…
商品として売られているバックなどの中にも床革を表面加工して[牛革]として売っている物があるそうです(゚o゚;;
あまりに安い製品は注意が必要です!
まとめ
以上、床革についてまとめてみました。
レザークラフトを始めた当初、ハンドメイドマーケットで半裁が1000円で売っていたので、驚きの安さに思わず 2ロールも買ってしまいました
あとで調べて床革の事を知り、使い道に困った事があります(^^;;
この記事を参考にして頂けると、とても嬉しいです(^^)/
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