先週は、初めての方も準備出来る身近な道具を紹介しましたが、今回からはレザークラフト専門の工具を紹介していきます。
基本的には先週紹介した描く、切る、貼る、なんですがコレに、縫う、刻印を掘る、色を塗る(染める)、仕上げる。などが加わると完成度がかなり上がります。
描く道具は鉛筆やインクの切れたボールペンなどから、専用の道具に進化 (°▽°)
また切る道具も、カッターだけでなく 革を切る専用の工具へ。
縫製道具などは手縫いやミシン、糸の1本まで様々だし、刻印なども集め出すとキリがない程。
(^-^)ブログを続けるにあたりネタには困らなそうです。
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では沢山の工具の中から、今日は切る道具を。
《革包丁》《革たち、別たち》
革を裁断、そして漉きという作業をするのに 切れ味はとても大切で…
カッターナイフでも切れない事はないんですが、革専用の工具となるとやはり《革包丁》になります。
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キンッキンに研いだ刃の切れ味は驚くほど軽く スゥーッと入り、その裁断面は美しく、レザークラフトがメチャメチャ楽しくなります(°▽°)
ただ…刃物を研ぐのって、まぁ難しいんだ
荒研ぎ、中研ぎ、仕上げと砥石も3種類使って、それでも最初は慣れないから全然切れなくて (-_-;)
で、それを解消してくれるのが《別たち》ですね。
メリットは
- とにかく安い
- 替刃ができる
デメリットとしては
- 刃が薄く、軽いので力がかけずらい
- 刃が欠けやすい
といったところでしょうか
- いわゆる替刃式の革包丁的なイメージです。
他にも色々な種類があると思います。
長く使い続けられる、自分のスタイルに合ったモノを探してみるのも楽しいです。
ちなみにレザークラフトって欧米的なデザインの工具が多いような気がするんですが、革包丁はモロ 和風 なのが一般的なんです、とてもシンプルで無骨なつくりですね。
多分 日本刀を作り出した 偉大なる刀鍛冶の技術は世界でも、トップクラスなんでしょう。
ぜひ一本、使い込んで欲しい工具です(^-^)
これは自分の愛用している革包丁です。赤い柄の方は柿渋で染めました(^。^)
特に愛着のある工具で左側のケースは レザークラフトを始めて 一番最初に作った作品です(^^)
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